2010年1月21日木曜日

3億9500万年前の先祖の足跡

先日,ポーランド南東部のデボン紀中期(3億9500万年前)の地層から4本足で歩いた最古の動物とみられる足跡の化石が発見されたとのことです.

この写真がその化石と模式図ですが,われわれの遠い祖先が海から陸上に上がった足跡ということで,ここからさらに様々な生物に進化していったのでしょう.その輝かしい痕跡です.

しかし,3億9500万年前と言われても全然ピンとこないですよね~.
人類(と言われるもの)が誕生してからおよそ200万年ですが,今の我々と同じ姿になってからはまだ数万年で,更に人類の有史としての歴史はせいぜい2000年くらいですから,3億9500万年は2000年の約20万倍であって,人類の有史期間なんてその僅か0.0005%に過ぎないのですね.
どんだけ前かって,全く想像すらできないけれど,この大先輩が陸にあがってくれたおかげで,その3億9499万9900年ちょっと後に今の我々がいるわけですねぇ.

「先輩!楽~な海から,敢えて厳しい陸に上がってくれてありがとうございます!!」
「あなたがいなければ,私たちはブログを書けるような文明も何もありませんでした!」
「本当にありがとうございます!!」

でも,この大先輩,まさか人類のような子孫を持つとは夢にも思っていなかったでしょうね.
先輩に怒られないように自然・地球を守るべく努力をしていきたいと思います.

1 件のコメント:

  1. こんにちは。初めてコメントさせていただきます。
    地球ができてからの人類の歴史を24時間で考えると、人間はまだ1分ほどしか生きてないって言われてますし、先輩はこんな子孫を持っているなんてほんとに、夢にも思ってないと思います。(笑)すごいことですね。

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